ブックマーク / ygoza.hatenablog.com (3)

  • オープンレター訴訟の和解成立のお知らせ - 呉座勇一のブログ

    お世話になっております。 この度、オープンレター「女性差別的な文化を脱するために」(以下、オープンレターと略します)差出人のうち12名を相手とする名誉損害訴訟(以下、OL訴訟と略します)において、和解が成立して訴訟が終了しましたので、ご報告いたします。訴状、反訴状、準備書面などの訴訟資料一式につきましては、改めて公開いたします。 私は、①労働訴訟(地位確認等請求事件・懲戒処分無効確認事件)、②OL訴訟(名誉毀損)、③日歴協訴訟(名誉毀損)の3つの訴訟を抱えておりました。①労働訴訟も和解で終了していますから、③日歴協訴訟のみが残ることとなりました。 ③日歴協訴訟は、和解交渉が決裂したため、これから私の尋問手続に進む見込みで、詳しくは近日中にお伝えする予定です。 3つの裁判の関係 1.和解の内容 OL訴訟で成立した和解の条項を下に引用します。 (裁判所が形式面の修正をする予定であり、後日、正式

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  • 拙著『戦国武将、虚像と実像』の紹介 - 呉座勇一のブログ

    先日、角川新書から拙著『戦国武将、虚像と実像』を発表させていただきました。 試し読み で読めます「はじめに」から分かりますように、日における排外主義的・歴史修正主義的な言説の広がりに対して私は前々から憂慮しておりました。歴史学界の権威主義、実証主義マウンティングによって歴史修正主義を叩く、という手法が通用しないことは現実が証明しています。 歴史修正主義的な言説は、歴史的事実の捏造・歪曲や史料的根拠のない奇説・珍説に支えられています。これは、提唱者が独自に想像を巡らせ妄想を書き連ねているように見えますが、実は、その内容は江戸時代の講談・軍記物に影響を受けていたり、徳富蘇峰や司馬遼太郎の焼き直しだったりします。「根拠は弱いかもしれないが、斬新で独創的で面白い」と一般読者が思う「新説」「逆説」は、実証性どころかオリジナリティすら欠いていることが少なくありません。 書の狙いは、史実ではない「虚

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  • 反訴の提起について - 呉座勇一のブログ

    オープンレターの差出人のうち12名が、私を被告とした債務不存在確認訴訟を提起したことについては、既にご報告した通りです。 この度、上記12名に対し、100万円(1人当たりではなく総額)の損賠賠償の支払いと謝罪広告を求める反訴を提起しました。 この訴訟では、オープンレターの以下の記載が名誉毀損にあたるかどうかが問題になっています(下記2項はオープンレターからそのまま引用、敬称略)。 ①「呉座氏がツイッターの非公開アカウントで過去数年にわたって一人の女性研究者(このレターの差出人の一人である北村紗衣)に中傷を続けていたこと……が明るみに出た」 ②「呉座氏自身が、専門家として公的には歴史修正主義を批判しつつ、非公開アカウントにおいてはそれに同調するかのような振る舞いをしていたことからも、そうしたコミュニケーション様式の影響力の強さを想像することができるでしょう。」 (引用終わり) ①については、

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