印刷 生食用食肉による食中毒発生件数 牛の肝臓(レバー)の内部に食中毒の原因となる腸管出血性大腸菌がいることが、厚生労働省の調査でわかった。初めての確認となる。O(オー)157など腸管出血性大腸菌は毒性が強く、死亡する危険もあり、生レバーの提供は禁止となる可能性が高まった。 厚労省は20日に開かれる審議会に結果を報告する。委員の意見がまとまり次第、生レバーの提供を禁止するかどうか決める。禁止になれば、食品衛生法で罰則つきの規制をすることになる。 牛の肝臓内には食中毒を起こす細菌のカンピロバクターがいることはわかっていたが、より重症化のおそれのある腸管出血性大腸菌は確認されていなかった。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連リンク消えるユッケ 生食用牛肉、新基準スタート(10/1)生食用牛肉、1センチ以上加熱を 食品安全委が基準答申(8/25)堺O157の重症者「被害繰り返さな