Googleが、これまで自社内部で利用してきたSpannerをクラウド・サービスとして公開した。 "Introducing Cloud Spanner: a global database service for mission-critical applications" 2012年のOSDIで論文が公開されたSpannerは、key-valueをベースにした拡張性と、RDBのACIDなトランザクション処理能力を併せ持つ強力な分散データベースである。タイムスタンプ・ベースのトランザクション処理に必要な正確な時間を得る為に、GPSや原子時計を利用。その上に、時間の不確実性を組み込んでいる。 当時、次のSpanner論文を日本語に翻訳した。(当時、残念ながら、Google翻訳はなかった。)