ネットをやっていると、タダほど高いものはないと言うのは本当だな、と思うことがある。 まあ、なんというか、ネットで氾濫している膨大な無料情報というのは当然のことながら、そのほとんどはどうでもいい。読んでちょっと面白い情報は多いが、所詮はちょっと面白いだけで結局はどうでもいい情報がほとんどだ。ネットをやっていると、本当にどうでもいい情報が多いな、とつくづく感じる。 もちろん、ネットが普及する以前は人々が質の高い情報を吟味して取り入れていたか、というとそんな事はない。ネットが普及する前だって、テレビや新聞や雑誌で流通していた情報のほとんどはどうでもいいものだったはずで人々はただ漫然とそれらを消費していたのである。 それがどうして今、情報のどうでもよさが段々と気になってくるのかというと、それはネット特有のゴミコンテンツが洪水のように流れるようになった事と、ゴミコンテンツによる金儲けが露骨に行われる