九十九式:マジでグリーンの人になった(1) 九十九式:マジでグリーンの人になった(2) 九十九式:マジでグリーンの人になった(3) 九十九式:マジでグリーンの人になった(4) イベントでマジレンジャーのショーに出演したスタントマンの挫折と再生の物語。 握手会には、個別ファンの子供が沢山いた。全身を推しカラーで統一している子、なりきりセットで変身している子、お面だけかぶってる子、推しレンのフィギュアを持っている子。そんな中でも、グリーン推しの子が意外と多かった。これがアニキ効果か? 僕はちょっと嬉しくなってとても丁寧に握手をしたが、なぜかグリーン推しの子たちの顔は、一様に曇っている。 「グリーンよグリーン。嬉しくないの?たっくん。」 「…だってよわいんだもん」 俺は冷水を浴びせられたような気がした。 ハイライトは第3話。全4話となっているけれど、じつはサクッと読める長さ。第1話から順に読むこ