お気に入りの音楽聴きながら、好きな小説読んでたりなんかすると、小説とは何のつながりもないのにその音楽がある種テーマソングになったりしてしまう。ラジオから流れてくる懐メロが、ふいに中学生のときに読んでたハインラインを思い出させたりするようなもんだ。 そしてそれは多分ダイアリでも似たようなもので、お気に入りのダイアラがいっつもあのテレビのこと書いてたり、こだわりの「属性」のこと書いてたり、かわいいもの並べてたり、そんなこんなが気付かないうちにおれの脳に刷り込まれてたりするんだと思う。 いつしか読まなくなったダイアリ、あるいは更新のとまったブログ、ネットそのものから離れて暮らす。そんなことになったとして、でもある日ふと懐かしいテレビ番組を見て彼を思い出す。ひるがえるスカートを見てヤツを思い出す。キラキラしたアクセから彼女を思い出す。何年かすると、そんなふうに今のはてなを思い出すんじゃないかな、な