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  • 【埼玉県の郷土玩具 縁起物】飯能 外道:美楽堂

    入手場所:美楽堂 埼玉県飯能市仲町 バナー↓をポチポチッとお願いします 今回は埼玉県の郷土玩具(縁起物)「飯能の外道」をご紹介。 約10年ぶりに美楽堂さんを訪れた。 店内は普通の文房具屋なんどけど… 店の中央に飯能の木彫り人形の数々が並んでいた。 ・高麗神社の将軍標 ・飯能の獅子舞人形 ・飯能のごんべい鳴子,etc. 今回の目的は前から欲しかった外道だ。 飯能の外道は高さ15cmほどの木彫りの人形。 髪は金髪、口から牙を出し鬼の形相をした姿は正に「外道」 茶色と緑のちゃんちゃんこを着ている。 御幣を持った手は横に開き、横から見ると昔のスキージャンプの選手みたいだ。 同封の栞によると… 【外道の由来】 外道とはいわゆる人間社会の複雑した思想上、或は宗教的に道に外れた行いをする、正邪から云えば邪で普通には鬼に属されるものですが、何でもやりたい事をしておく面もなくふるまうところが人々から軽悔され

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    taigoru
    taigoru 2024/08/03
  • 【福島県の郷土玩具】会津 初音笛:山田民芸工房

    入手場所:山田民芸工房 福島県会津若松市七日町12-35 TEL:0242-23-1465 バナー↓をポチポチッとお願いします 第三回福島県郷土玩具ツアー。 JR只見線の踏み切りを越え会津若松駅方面へ、目指すは「山田民芸工房」さん。 店内には福島県で作られた郷土玩具がところ狭しと飾られている。 風車・初音・起き姫が入ったセットを“会津三縁起物”として販売中。 入れて頂いた紙袋にも「風車・初音・起き姫」のスタンプが押されていた。 ※参考資料(会津の風車と起き姫) こちらの初音(はつね)という笛は竹で作られた小さな“うぐいす笛”の事。 縦に置くと「桶」のようだけど、これはれっきとした笛。 初音を吹けば春の訪れを告げると共に、自らの幸福を招く縁起ものとされているそうだ。 「こちらの初音を下さい」と言うと… 山田さんは「持ち方と吹き方を教えましょう」と言って初音を吹いてくれた。 「ホーホケキョー♪

    【福島県の郷土玩具】会津 初音笛:山田民芸工房
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    taigoru 2024/07/12
  • 【福岡県の郷土玩具】柳川凧:坂田信義さん

    バナー↓をポチポチッとお願いします 福岡県柳川市に住む知り合いから大小2種類の「柳川凧」と「子守り凧」が送られてきた。 和紙と竹で作られた柳川凧は江戸時代から伝わる柳川の郷土玩具。 赤い金時さんのような顔をしていることから「金時凧」とも呼ばれ、正月の縁起物としても親しまれてきた。 柳川凧は7種類ほどあり、最も人気がある「目返し面」は風を受けると目玉がクルクルと回転するカラクリ凧だそうだ。 頂いた柳川凧には鉢巻きを締め真っ赤な顔をした金太郎の絵が描かれている。 ギョロッと見開いた丸い目から力強さが感じられる。 耳の辺りから下げられたブルーのピアスみたいなヒラヒラがアクセントになっている。 来、凧というのは空高く揚げるものなんだけど… こうやって部屋に飾って眺めるのもなかなか良いもんだ♪ 入手日:1996年6月18日 ※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下

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    taigoru 2024/05/21
  • 【栃木県の郷土玩具】佐野 牛のり天神:相沢俊作さん

    入手場所:相沢民芸店 栃木県佐野市犬伏上 バナー↓をポチポチッとお願いします 郷土玩具を求め栃木県佐野市にやって来た。 訪問したのは「相沢民芸店」さん。 創業者の相沢市太郎氏は1902年から2005年までの長い間、土鈴製作に打ち込んでおり、100歳を超えてもその技術を磨き続けていた。 この日お会いしたのは二代目の相沢俊作さん。 購入したのは手びねりの「牛のり天神」、梅の花の模様が綺麗なピンク色をしている。 牛も可愛らしいが真っ赤な装束を着た天神さんがとても可愛い。 牛の背中に乗った天神さんは高さ1cmほど、小さい割に刀もきちんと差している。 天神様と牛の関係を調べてみると… 菅原道真は845年、丑年に生まれ、903年の丑の日に亡くなった。 また、元服の日の夜に牛の夢を見たというエピソードや、道真が京都の北山で子牛に出会い懐かれたという話もある。 これらのエピソードが天満宮に牛の像がある理由

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    taigoru 2024/05/17
  • 【山梨県の郷土玩具】甲府 酉土鈴:佐藤君三さん

    入手場所:県民情報プラザ 山梨県甲府市丸の内 バナー↓をポチポチッとお願いします 山梨県郷土玩具ツアー。 続いて訪れたのは「県民情報プラザ」 ここには山梨県の特産品や工芸品を一堂に集めて展示、販売している施設。 郷土玩具のコーナーには県内で作られた土鈴や張り子、土人形などが数多く並んでいた。 そんな中、手に取ったのは佐藤君三さんが作製した酉(鶏)の土鈴。 嫁さんは酉年生まれ、さらに山梨県にルーツがある事から購入した。 白ではなくやや肌色がかった鶏の土鈴、羽根の線がきちんと引かれ洗練された造り。 真っ赤なトサカ、目の周りがほんのりピンク色なのが特徴的。 佐藤君三さんは山梨県甲府市で活動されていた土鈴作家。 干支土鈴や虫切り鈴、創作鈴などを制作されており、特に甲府の旗笛の復元にも取り組まれたことで知られている。 山梨独自の節句飾りとして江戸時代から伝わる「かなかんぶつ」に関連する作品も手掛けて

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    taigoru 2024/05/15
  • 【京都府の郷土玩具】伏見人形 白蔵主:丹嘉

    入手場所:丹嘉 京都府京都市東山区町22-504 TEL:075-561-1627 バナー↓をポチポチッとお願いします 春の京都「郷土玩具ツアー」 続いて訪れたのは「伏見稲荷大社」で有名な京都の伏見。 伏見稲荷大社といえば西日第一位の初詣参拝客数(約280万人)を誇り、 全国3万余の稲荷社の総山だ。 そんな伏見には江戸時代初期から作られている「伏見人形」がある。 伏見人形は深草粘土を用いて型造り素焼きにして彩色した人形で、庶民の風俗・信仰をユーモアたっぷりに表現した人形が多い。 伏見稲荷大社が近くにある事から、とりわけ狐の人形が多いのも特徴的。 伏見人形は京都の伝統工芸品として歴史文化を伝える重要な役割を担っている。 購入した「白蔵主(はくぞうす)」はお気に入りの逸品♪ この狐は白蔵主という住職に化けた老狐の事で、民話になっている。 【白蔵主の民話】 一族の狐が次々と猟師に捕らえら

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    taigoru 2024/05/13
  • 【埼玉県の郷土玩具】狐のおみくじ:秩父今宮神社

    入手場所:秩父今宮神社 埼玉県秩父市中町16-10 TEL:0494-22-3386 バナー↓をポチポチッとお願いします 楽しみにしていた「秩父夜祭」当日。 巨大かつ煌びやかな屋台(山車)を見る事が出来て大満足♪ 昼は神社仏閣巡り。 パワースポットである秩父神社を参拝した次は「秩父今宮神社」にやって来た。 秩父今宮神社は信州諏訪の勢力が紀元100年頃に秩父に移住し、武甲山の霊泉に水神を祀ったことに始まる。 後に、国生みの神である伊邪那岐・伊邪那美が祀られるようになった。 天武天皇元年(672年)には役行者が秩父で修行し、八大龍王を合祀。 天文4年(1535年)、疫病退散のために須佐之男大神が勧請。 江戸時代には今宮坊として神仏習合の霊場として栄えたが、1868年の神仏分離令で修験道は廃止され今宮神社は独立した。 境内には伊邪那岐・伊邪那美大神・八大龍王を祀る社殿をはじめ、樹齢1000年以上

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    taigoru
    taigoru 2024/04/11
  • 【栃木県の郷土玩具】佐野 亀(ひねり):相沢俊作さん

    入手場所:相沢民芸店 栃木県佐野市犬伏上 バナー↓をポチポチッとお願いします 栃木県郷土玩具ツアー。 訪れた「相沢民芸店」の二代目 相沢俊作さんからサービスで頂いた小さな金亀のひねり人形。 甲羅の後ろからふさふさした緑色の毛のようなものが伸びている。 そういえば、昔ばなし(浦島太郎など)に登場する亀の絵には、この亀のような毛?が生えている。 水族館で何度もウミガメを見ているが、あのような毛が生えている亀を見た事が無い。 あれはいったい何なのだろう? ネットで調べてみると… 甲羅に藻(緑藻類)が付着した亀を「蓑亀(みのがめ)」という事が分かった。 特にたくさん藻が生えて尻尾のようになった亀は特に珍重され、長寿を象徴する縁起のよいものとされている。 蓑亀が書物に載ったのは5世紀の中国、日には平安時代に伝えられたと書かれていた。 この亀は蓑亀だったんだね。 豪華な金色の蓑亀、財布に入れておくと

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    taigoru
    taigoru 2024/04/11
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