中国産の冷凍餃子問題が勃発してから、中国産野菜の出荷量が激減しているという。 「食の安全」を消費者が求めるのは当然のことだが、現在の法律では、食品の原材料について原産地を必ずしも確認できるようにはなっていない。それが消費者に一層の不安を募らせるのだ。 たとえば、中国産即席麺を食べた人が死亡する報道が最近あったが、実は我が国の廉価で食べられる家庭用ラーメン(生ラーメン、袋即席麺、カップ論等)には、中国の製品が輸入されているという話もある。しかし、パッケージの原材料には一切記されない。 そこで、筆者は家庭用ラーメンの製造・販売を行っている大手・中堅25社に対して、中国産原材料の有無と製造場所を尋ねた。下記がそのおおまかな回答である。 A食品(業界最大手)・具材については中国産のものもある。ネギは中国産(ホームページにも明記) B食品・・・・・・・・キャベツやネギなどの野菜