CPUについて、最新の世代やらスペックなどを調べていると、 「インテルは10nmプロセスに大苦戦。」「AMDのCPUとグラボは遂に7nmプロセスに進出。」という具合に、ナノメートル単位でCPUの凄さを表現している記事やサイトが見られる。本記事では「nmって、CPUの何の長さや大きさを示すんだろう?」という人向けに、プロセスルールを分かりやすく図解してみる。 プロセスルールとは何か?日本では「プロセスルール」と呼ばれているが、海外では「Process Size」(プロセスサイズ)という呼び方がよく使われています。ルールよりもサイズの方が、表現としては分かりやすい。 プロセスは「製造」という意味を持ち、サイズはそのまま「大きさ」という意味がある。直訳すれば、製造の大きさ。つまり「CPUをどれだけ細かく製造しているか?」を示すのがプロセスルールということ。 具体的には「配線の太さ」とイメージする