陸上の女子1万メートル東京五輪代表の新谷仁美(33=積水化学)が〝アスリートの在り方〟について熱弁を振るった。 【写真】国立競技場周辺のデモの様子 新谷が陸上の東京五輪テスト大会(9日、国立競技場)に出場する傍ら、周辺では大規模な抗議デモが行われ「オリンピックを即刻、中止しろ!」などの声が飛び交っていた。 この件について質問が及ぶと「ニュースで拝見しました。デモは当然。これはコロナ関係なく、この状況じゃなくても、スポーツに対してネガティブな意見を持っている方は当然いる。その人たちの気持ちにどう寄り添っていけるかが重要だと思う」と口にした。 その上で「彼らも同じ国民なので、私たちスポーツ選手は国民の理解と応援があって成り立つ職業なので(五輪を)反対している人も応援してくれる人もすべての人の理解を得るためには、寄り添う必要がある。国民の意見を無視してまで競技をするのはアスリートではない。応援し
「自分は女だ」と言って、男性が女湯に入ってくる――。こんな説明を基に、トランスジェンダーの女性を攻撃する動きが広がっている。ここ数年、公衆浴場やトイレなどの女性専用スペースを使うことを問題視する声はネット交流サービス(SNS)で飛び交っていた。それがとうとう国会議員の勉強会でも取り上げられ、政策決定に影響を及ぼしかねない展開になってきた。はっきりさせておくと、こうした主張は明らかに間違いで不当な攻撃だ。専門家に聞きながら、それを解きほぐしていきたい。【藤沢美由紀/デジタル報道センター】 トランスジェンダーとは、出生時の戸籍の性別とは異なる性別を自認する人を指す。出生時の戸籍の性別が男性で、自分を女性であると認識している人なら「トランス女性」だ。今までトランス女性への攻撃は主にネット上で展開されてきたが、オフライン、しかもあろうことか永田町に飛び火した。 「トランスジェンダー女性が、女性にと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く