この度の京都アニメーションにおける放火事件の犠牲となりお亡くなりになった皆様に、心より哀悼の意を表します。 被害に遭われた方々におかれましては、一日も早いご回復をお祈りいたします。 アニメ『タッチ』や『銀河鉄道の夜』で知られる巨匠、杉井ギサブロー監督の連載コーナー「杉井ギサブローのアニメでお茶を」。2005年2月号では、当時放送されていた、京アニこと、京都アニメーション制作のTVシリーズ『AIR』を取りあげている。地方の制作会社が全力でアニメーションに取り組む誠実さに、杉井監督も一目置いていた。その内容を通して、改めて京都アニメーションの重要さを知っていただけるよう、当時の記事を公開する(記事内容は紙面掲載時での状況に基づいています)。 ギサブローのアニメでお茶を「制作スタジオの挑戦と未来」 『AIR』という作品、最初は“美少女もの”だと思って「僕に面白さがわかるかな」と不安でした(笑)。