【動画】静岡のメガフロート福島第一原発の汚染水処理に使われるメガフロート。現在は海づり公園として使用されている=1日午後6時6分、静岡市清水区、朝日新聞社ヘリから、西畑志朗撮影 静岡市は1日、清水港海づり公園で使っているメガフロート(大型浮体式構造物)を東京電力に提供すると発表した。東電側は、福島第一原発の排水処理で使う、と説明している。 メガフロートは神奈川県横須賀市沖で海上空港実験に使われていた。鋼鉄製のタンクで構成され、容量は約1万8千トン。静岡市によると、東電はタンク内の仕切り板に穴を開け、排水を約1万トン入れる計画という。同様の施設は三重や兵庫、高知などにもある。現段階では要請を受けたのは、福島に最も近い静岡だけという。