あらゆる製品やサービスに必ずといっていいほど付いてくる製品説明や使用方法が書かれたマニュアル。企業においても経費精算や出張申請の仕方など、様々な“マニュアル”が存在している。最近でこそ電子化されていることも多いが、いざ必要な時になると、なかなか見つからず、見つかっても情報が少し古いということは日常茶飯事だ。 そもそも分量が多く読む気すら起こらないこともある。そんな状況をスマートフォンのカメラを使って改善するツールと言えるのがスタディストが開発・提供するサービス「Teachme」だ(写真1)。誰もが共有できる分かりやすいステップアップガイドを作成するためのサービスで、業務用マニュアルだけでなく商品説明や道案内など、手順を示すことが有効なあらゆるシーンでの利用が想定できる。 一般のユーザーが閲覧できるWebサイトから見ると、Teachmeはコンシューマ向けサービスのような立て付けだ。だが、9月
第1回 UIはハンガー、ネットの価値をリアルに展開し新体験を創る チームラボの「teamLabHanger」 スマートフォン/タブレットが業務システムから日常生活まで、あらゆる利用シーンに浸透し始めている。そしてオフィスにはパソコンがあり、自宅にはテレビが置かれ、街を歩けばデジタルサイネージが煌々と輝く。画面を備え、ネットワークにつながるデバイスが生活のここかしこに遍在する状況が当たり前になりつつある。現状それらはただバラバラに存在しているだけのように感じられるが、もっと新しい“何か”がこうした環境から生まれてくるような予感も同時に抱かせる。 この特集ではそんな期待を込めて、これからのユーザー・インタフェース(UI)、ユーザー・エクスペリエンス(UX)について識者の意見を聞いた。第2回以降で識者の談話を紹介していく。第1回は“少し先”を感じさせる実際の事例からそのUI/UXの考え方などを見
ジェネラル・モータース社のウェブサイトに、ちょっと変わったプレスリリースが掲載されている。LEGOを使ったマネジメント・ツールを開発した、と言うものだ。LEGOとは、あのブロック玩具のLEGO。リリースの日付は3月26日なので、エイプリル・フールのネタでもないようだ。 この「3次元可視化」(注:誇張ではなく、GMのプレスリリースにそう書かれている)は、GM社の問題解決追跡システムの一部として使われている。例えば、変速機のケースが耐久試験で壊れたとする。その問題は、文書化されると同時に、LEGOボード上にブロックとして置かれる。ブロックの色は車の部位を、ブロックの大きさは問題の重大さに対応し、それぞれのブロックには、ID番号と問題発生の日付が書かれる。ボード上のブロックの位置で、原因究明から解決策までの進行状況を把握するらしい。 「問題を、表にまとめたデータではなく、LEGOブロックに置き換
「Suica」「ICOCA」「おサイフケータイ」などと似たような感じで利用できる「NFC(近距離無線通信)」に対応しているAndroid搭載スマートフォン「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」を使い、自由にぺたぺたと貼付けられるNFCタグとEvernote内のデータをあらかじめひも付けておき、あとからNFC対応のスマホでタッチすると、Evernote内のデータをぱぱっと一瞬で表示してくれる無料アプリ「Touchanote」であれこれ試してみました。 実際に無線LANルータに貼付けられたNFCタグとEvernote内の説明書PDFファイルをひも付けておくと、以下のムービーを見れば分かるように、スマホ内にぱっと説明書が表示され、「あの操作方法はどうするんだったっけ?」というときにいちいち説明書を引っ張り出さなくても大丈夫になります。説明書を時々見る必要があるが、側に置いておくわけ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く