主催団体の全米家電協会も大企業でイノベーションは生まれないと考えたのか、今年は特に小さなブースが増え、スタートアップコーナーは巨大になっていた。 そんな小さなブースに展示されているのは、技術的にスゴいものからiPhoneアクセサリー的なアイデアガジェットまで千差万別だ。 あまり理屈を述べてもしかたがないが、色々廻ったなかから少し整理して紹介したい。 センサーの低価格化でリアルなファクト情報が自動で集積される まず、センサー系のサービスから。 センサーを搭載した機器同士がコミュニケーションを取り、そのデータを管理するというサービスは、Machine to Machine(M2M)と呼ばれ、既にタクシーの配車、工事現場の車両管理、工場の在庫管理など主にエンタープライズ分野で成長している。経営効率化やコストの削減につながるのだ。 そのセンサーが低価格化すると、B2Cビジネス的なアイデアも実現する