オピニオンリーダーに話題を拡散してもらう? 駆け出しのコンサルタントが新商品の販売戦略を立案するような場合によく陥る失敗がある。 「オピニオンリーダー的な顧客セグメントに働きかけて、話題を拡散してもらう」というような一文をクライアントへの提言書に書き加えようとすることだ。 一見、正しそうに見える提言だ。新人コンサルタントが担当している商品が画期的な特徴を持つ商品の場合、まずは話題を拡散してくれそうな影響力のある顧客に使ってもらい、「この商品、すげーよ」と、商品の凄さを友人にクチコミで広げてもらおうというわけだ。 このような人物を1000人程度つかまえておき、1人が100人に対して話題を広げてくれれば、10万人の潜在顧客が生まれる。 しかし、たいがいの場合は先輩コンサルタントがすぐに、新人コンサルタントに対して次のような3つの質問を浴びせる。 「オピニオンリーダー的な顧客セグメントとはどうや