ブックマーク / ensaigaisai.seesaa.net (2)

  • 国債金利について

    欧州危機や米国の格下げなど昨年はいろいろ大変な年でしたが、翻ってみれば国家の借金というものがようやく日人にも注目されてきたという点、すなわち納税者として税の問題や財政支出の問題などについてこれまでよりもまじめに考えるきっかけとなってくれたことは感謝せざるを得ないのだと思います。 いろいろなところで「いま増税しないと大変だ」という議論や反対に「増税したら成長しなくなってかえって赤字はふえるぞ」といった論戦がなされるのを見るにつけ、あるいみ健全な議論がようやく巻き起こってきたのだと思います。これまでは極端な楽観論(とりあえず問題は先送りしておけば何とかなる、とか)や極端な正義感(金融機関に公的資金を入れるのはけしからん、みたいな)ばかりで、国の行く末まで考えた議論が出来てなかったといえます。 ところで、ちょっとばかり気になるのは「国債の金利はいつまでこんな状態で(低い状態で)いられるのか?近

    taka-oh
    taka-oh 2012/02/02
    需要と供給|財政は供給側のひとつのファクター
  • リスクフリーのない時代のリスクプレミアム

    CAPMなどでは(っていまでも信奉者いるのかどうかわからないが)あるリスク資産の期待収益率(Re)の公式は Re=Rf+β(Rm-Rf) とあらわされる。Rfとはリスクフリーレート(無リスク資産リターン)であり、Rmは市場平均リターン(一般的には株式ならば株式市場インデックスの利回り)。βは「感応度」をあらわす。つまり個別株式のリターンはリスクフリーレートとリスクプレミアム(Rm-Rf)にその株式の市場感応度を乗じたものを加えたものとなる。具体的にリスクフリーレートが1%で株式の市場利回り(期待利回りね)が3%、当該株式のβ値が1.5(つまり市場平均の動きに対して上げ下げともに1.5倍値動きがあるという過去の習性があること)だとしたら、Reすなわち当該株式の期待リターンは4%ということになる。もちろんここにはリスクの概念は入っていない。またリスク対比のリターン効率を表すシャープレシオの計算

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