中国江蘇(Jiangsu)省東部のZhenjiangで、「爆発」したスイカを見せる農家の女性(2011年5月12日撮影)。(c)AFP 【5月18日 AFP】中国で、畑に実ったスイカが次々と「爆発」する奇妙な現象が起きている。植物の成長促進に使われる農薬が原因の可能性があり、中国における食品安全の問題が改めて浮き彫りとなっている。 国営中国中央テレビ(China Central Television、CCTV)によると、スイカの爆発現象が起きているのは、江蘇(Jiangsu)省丹陽(Danyang)のスイカ畑。今月初めに植物成長促進剤のホルクロルフェニュロンを散布したところ、その数日後に収穫期を迎えていたスイカが、次々と自らはじけて割れてしまった。 スイカ農家の男性は、「7日の朝には80個のスイカが割れているのを確認した。だが、午後には(割れたスイカが)100個に増え、2日後には数えるのを