C++ には Boost という世界的に有名なライブラリがあります.非常に便利な機能が盛り沢山 (それはもう,使う前から使えばソースコードの量が激減することが火を見るより明らかだと感じるほどに) なのですが,現在は標準で入っていません.なので,この今現在これの恩恵に与ろうと思ったら独自で追加してやる必要があります. 今回は,自分が Vine Linux 4.2 に Boost ライブラリを導入した手順を説明を交えて残しておこうと思います.これで 1 人でも多くの人が Boost の世界に触れやすくなってくれれば嬉しいな. ※対象読者 ・gcc, g++ での -I -L の意味が分かる方 ・Linux で超基本的なコマンド (cd, cp, mkdir, tar 程度) は知っている方 ・環境変数とかシェルとか,いわゆる UNIX の思想がいまいち分からない><;;な方 ←重要w