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ブックマーク / www.tokumaru.org (7)

  • 問題点の概要 - 「PHPで作成する携帯会員サイトの基本」の諸問題(1) - 徳丸浩の日記

    _問題点の概要 CodeZineから発表されている「PHPで作成する携帯会員サイトの基」という記事はツッコミどころ満載で、既にいくつかの問題が修正されているのだが、まだ残っている問題があることや、修正内容にも疑問があるので、いくつか指摘してみたい。ざっと書いたところ、ものすごく長くなりそうだったので、小出しで「連載」の形で書く。忙しいので途中でやめるかもしれない。今回は、問題点の概要を報告する。 くだんの記事をざっと見たところ、以下の問題を見つけた。 IPアドレス制限のない「かんたんログイン」 Net_UserAgent_Mobileを用いて携帯電話の端末IDを取り出し、かんたんログインを実装しているが、ゲートウェイのIPアドレス経由であることを確認していない。以下のリストは、端末IDを取り出しているところ(4ページ目)。 $agent = Net_UserAgent_Mobile::s

    taka222
    taka222 2010/10/05
  • DNSリバインディング: かんたんログイン手法の脆弱性に対する責任は誰にあるのか - 徳丸浩の日記(2010-02-12)

    _かんたんログイン手法の脆弱性に対する責任は誰にあるのか id:ikepyonの日記経由で、NTTドコモのサイトに以下のセキュリティ・ガイドラインが掲示されていることを知った。 iモードブラウザ機能の多様化により、機種によってiモードサイトにおいてもJavaScriptを組み込んだ多様な表現、CookieやReferer情報を有効に活用したサイト構築が行えるようになりました。 しかし、PC向けインターネットサイト同様に、セキュリティ対策が十分に行われていないサイトでは、そのサーバの脆弱性を突き(クロスサイトスクリプティング、SQLインジェクション、DNSリバインディングなど様々な攻撃手法が存在しています)、これらの機能が悪用される危険性があります。十分にご注意ください。 [作ろうiモード:iモードブラウザ | サービス・機能 | NTTドコモより引用] XSSやSQLインジェクションと並ん

    taka222
    taka222 2010/02/13
  • 複文が利用できるデータベースの調査: SQL Serverが狙われるには理由がある - 徳丸浩の日記(2008-05-02)

    _SQL Serverが狙われるには理由がある SQLインジェクションを利用したWebサイトの改ざん事件が頻発している。標的となったサイトの多くがIIS(ASP)とSQL Serverの組み合わせを利用していることから、今回の攻撃がIISやSQL Serverの脆弱性を利用したものだと言う報道があるらしい。 これに対して、マイクロソフトが反論している。 「SQLインジェクション攻撃とIISは無関係」とMicrosoft しかしMicrosoftセキュリティ対策センター(MSRC)のブログで、今回のWebサーバ攻撃では「未知の脆弱性や新しい脆弱性は悪用されていないことが当社の調査で分かった」と説明。攻撃はIISやSQL Serverの脆弱性を突いたものではなく、アドバイザリー951306の脆弱性とも無関係だとした。 これはまぁ、もっともな内容だと思う。しかし、疑問は残る。なぜ、IISとSQ

  • 論点の整理: 文字エンコーディングバリデーションは自動化が望ましい - 徳丸浩の日記(2009-09-18)

    _文字エンコーディングバリデーションは自動化が望ましい 私が9月14日に書いたブログエントリPHP以外では - 既にあたり前になりつつある文字エンコーディングバリデーションに対して、大垣靖男さんから名指しで「セキュリティ専門家でも間違える!文字エンコーディング問題は難しいのか?」というエントリを頂戴しましたので、それに回答する内容を書きたいと思います。 まずは論点の整理から始めます。 合意していると思われる内容 まずは合意できていると思われる内容から書き始めたいと思います。以下の内容は、大垣さんと私で合意事項だと考えています。 論点1.文字エンコーディングの問題によるセキュリティ上の脅威がある 論点2.文字エンコーディングに起因するセキュリティ上の問題に対して、文字エンコーディングのバリデーションが有効である 論点3.Webアプリケーションによっては文字エンコーディングのバリデーションが不

  • オブジェクト指向プログラム言語としてのJavaScript

    このページでは、JavaScriptのオブジェクト指向言語としての側面を研究します。 JavaScriptは、HTMLの拡張という側面が注目されていますが、 プログラム言語として見た場合にも、興味深い独自の特徴がたくさんあります。 このページでは、これらJavaScriptの言語としての特性、 特にオブジェクト指向言語としてJavaScript を見た場合の特徴について詳しく研究を試みます。 JavaScriptは、ほぼ完全なオブジェクト指向言語です。プログラマによるクラス定義、プロパティ定義、メソッド定義ができます。継承は、言語の基機能としては用意されていませんが、基機能の組み合わせにより実現できます。 メソッドのバインディング(binding)はレイトバインディング(late binding)です。これは、JavaScriptが変数の型のない言語だからです。 JavaScript

  • PHP以外では: 既にあたり前になりつつある文字エンコーディングバリデーション - 徳丸浩の日記(2009-09-14)

    _既にあたり前になりつつある文字エンコーディングバリデーション 大垣靖男さんの日記「何故かあたり前にならない文字エンコーディングバリデーション」に端を発して、入力データなどの文字エンコーディングの妥当性チェックをどう行うかが議論になっています。チェック自体が必要であることは皆さん同意のようですが、 チェック担当はアプリケーションか、基盤ソフト(言語、フレームワークなど)か 入力・処理・出力のどこでチェックするのか という点で、さまざまな意見が寄せられています。大垣さん自身は、アプリケーションが入力時点でチェックすべきと主張されています。これに対して、いや基盤ソフトでチェックすべきだとか、文字列を「使うとき」にチェックすべきだという意見が出ています。 たとえば、id:ikepyonの日記「[セキュリティ]何故かあたり前にならない文字エンコーディングバリデーション」では、このチェックは基盤ソフ

  • 徳丸浩の日記 - 書籍「PHP×携帯サイト デベロッパーズバイブル」の脆弱性

    _書籍「PHP×携帯サイト デベロッパーズバイブル」の脆弱性 「PHP×携帯サイト デベロッパーズバイブル」という携帯サイト開発のノウハウを解説した書籍が今月初頭に発売され、話題になっている。Amazonの「インターネット・Web開発」カテゴリで1位ということで、たいしたものだ。私も発売前から予約して購入した。 私がこの書籍を購入した動機は大きく二つある。一つは、携帯サイトの最新の開発ノウハウをまとめた書籍に対する期待をしていたということ。もう一つは、セキュリティに対する記述がどの程度あるのかを見てみたいというものだった。 このうち、前者については、期待は叶えられた。非常に盛りだくさんのテーマが手際よくまとめられていて、かつ読みやすい。あまり原理・理屈のことは書いていないが、開発現場では、コピペの情報源として重宝されることだろう。 しかし、問題はセキュリティについての記述である。 社のサ

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