最近、日本国内の将来的な経済・人口推移などの状況を見越して注目を集める海外不動産投資。経済成長の著しいアジアや、ステータスの高いロンドン、世界中から投資家が集まるアメリカなどを思い浮かべる人が多いだろうが、実は世界の不動産投資家ほど高く評価する都市なのが「フランス・パリ」なのだ。 パリでは地震がほとんどない都市であり、そのため、土地変化もなく19世紀にナポレオン三世の打ち出した大規模な都市計画のまま建物、町並みが歴史を経た現在も健全だ。あの独特な雰囲気に魅了された人は世界中に何人いることだろう。今回はそんなフランス・パリの不動産の魅力に迫る。 パリ郊外を含めた「首都圏」は、フランスの約2%程度の面積しかないが、フランスの総人口の約20%がパリに集中している。 パリ市自体は105km2, 東京の山手線内側とほぼ同じ広さで、新たな建築物などはパリ市によってコントロールされているのだ。そのうえ、