『PCゲーム音楽の歴史(1) PCゲーム音楽の誕生からPC98時代』からの続き。 Windows95発売以降もしばらくの間はPC98でのゲームリリースが続いていましたが、爆発的な普及に伴って、ゲームもWindows依存のものへと移行してゆきました。 ここで大きく変わった点はいくつもあります。ひとつは供給媒体が完全にフロッピーディスクからCD-ROMへと移行したこと。98末期には、1M半程度のフロッピー数枚では容量が足りず、10枚組以上というのが多数存在しました・しかしCD-ROMの640Mというものは、それを一気に解消してくれる大容量だったのです。これはWindows95が主にCD-ROMとして発売されていたことから、Windows95でならCDーROMで作品を供給しても大丈夫だという判断からでしょう(ちなみにPC98後期から、CD-ROMでのソフト販売はされていました)。 もうひと