3月21日現在の我が家の放射線対策についてご紹介しておこう。 我が家は81才のおばあちゃん、56才の夫婦、24歳の娘の4人構成である。他の東京に住む家庭と同じように、特別なことはしていない。ただし、娘には一日に一回くらい「都こんぶ」1枚か、昆布の佃煮2−3枚か、ひじきの煮つけなど、なんでもよいから気休め的にヨードが入っていそうなものを食べるように指示してある。それだけである。 娘になんらかの昆布を食べるように言っている理由はヨード131という放射性物質を体内に取り込まないようにするためだ。この物質が甲状腺に溜まると、放射能を出し続けるため、甲状腺がんになることがある。しかし、実際に甲状腺がんになるのは、40才以下の人らしい。おばさん、おじさん、おばあさん、おじいさんは関係ないのである。しかし、昆布の佃煮を白いご飯に久しぶりにのせて食べると美味しいので、ここ数日はみんなで食べている。 専門家