「ゴルフボールは、スクールバスの中に何個入るか」「なぜマンホールのふたは丸いのか」「世界にピアノのチューナーは何個あるか」「デッド・ビーフ(死肉)の重要性を説明しなさい」というような問題。 こうした問題を出されたら、一般的な日本の教育を受けた受験者は、どう答えれば良いのか。暗記、暗記でパターン化した思考の持ち主にはまったく通用しそうもない。 グーグルのオフィスでは、少数精鋭のグーグル社員、別名グーグラーたちが、頭脳を酷使しながら日夜働いている。日本法人では効率良く、英語と日本語で業務をこなすことが期待されている。日本的な教育や組織に慣れきった日本人にはなじみにくい世界がそこにはある。 (Ayako Jacobsson=東洋経済HRオンライン)