皆さんはdtraceをご存じでしょうか?このようなシビレル機能はオトコとしては見逃せません。今回は皆さんにdtraceを紹介しようと思います。 DTraceとは? Solaris 10に搭載された機能で、名称はDynamic Tracingから来ています。Sunのマニュアルを見ると「動的トレース」と書いてあります。ようはシステムを動かしたままトレースする(システム今どこを実行しているのか、変数がどんな値になっているかなどを調査する)ツールのことです。使いようによっては強力なデバッガーになります。また、プログラムが動作した痕跡(どの関数を何回呼び出したか?など)を集計できることから、性能分析にももってこいです。デバッグやパフォーマンスチューニングでお悩みの皆さんは、是非使ってみてください。 これまで、DTraceのような機能を提供するプログラムはありませんでした。似たようなものがあったとして
拡張可能な「DTraceツールキット」 DTraceには汎用的に使えるDスクリプト言語が含まれており、OpenSolarisでは、DTrace学習や利用の参考としてツールキット(Dスクリプト・サンプル)も提供されています。これらのツールキットは、管理ツールとしてそのまま実行可能で、システム管理者やプログラム開発者にとって重宝するものです。 最新のツールキットはhttp://opensolaris.org/os/community/dtrace/dtracetoolkit/からダウンロード可能です。解凍してインストールすると、すべてのサンプルスクリプトとツールが/opt/DTT/の下に置かれます。/opt/DTT/以下の各ディレクトリとその概要を以下に示します。 ディレクトリ名 概要 Bin/
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