このアルバムのジャケットにはメンバーの写真がない。 灰色のコンクリート壁のような背景にペンキが飛び散っている。 レーベルが想定していたイージーリスニングを求める年配の層ではなく、若者達に訴えかけるためにジャケットは、このアブストラクトアートのデザインに決めたそうだ。 クリス・デドリック率いるフリーデザインは、高い音楽性により、レーベルの信頼を完全に勝ち取り、ジャケットの決定権すら持っていたそうだ。さらに、プロのミュージシャンである父親のアート・デドリックや叔父のラスティ・デドリックのコネを活かし、当時のニューヨークで活躍していた一流のミュージシャン、ジャズマンを集めてこのアルバムのレコーディングに挑んだ。(ラスティは実際にトランペットを吹いている。)エンジニアには、再び名プロデューサーのフィル・ラモーン。考えられるベストの人員を参加させたのだと思う。 前作で極めつつあったコーラスワークに加
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