Linuxサーバ運用マニュアル 第6話「リソースをチェックしよう!」 サーバ運用について,リソースのチェックは重要です。マシンそのものがトラブルをかかえていては,どんな優秀なアプリケーションも役にははたちません。また,運用していく上でマシンのスペックが不足しているなら,対応する必要がありますし,普段からチェックしていれば,マシンの異常を早期発見することもできます。 ここでは,サーバマシンの何をチェックするべきなのか,また,それにはどのようなコマンドを用いるのかを紹介していきます。 CPUのチェック CPUはコンピューターの心臓部であり,性能に関係するため,重要なチェック対象です。CPUそのものと,プロセスの状態についてチェックします。チェックしたいのは次の項目です。 CPU使用率 CPUがどれだけ使われているかを%で表わしたものです。IDLE(待機)の値をチェックします。 IDLE(待機)
主として CentOS 4.3 対応で記述しておりますが、CentOS 5.0 にも対応するように一部書き加えております。
どういう理由でメモリが十分だと認識できるのか例で説明します。 例1)ファイルサーバー samba3.0系 XEON 3GHz HDD:1TB RAID1 メモリ:4G OS:Cent OS 3.8 上記サーバーは、ファイルサーバー用途です。4台の端末から、同時に動画ファイル4Gを書込みしてみます。 検証は、topというコマンドを使います。 top 【enter】 実メモリ4G搭載していても、4Gのファイル4本を同時に書込みにいくとLinuxはHDDへの遅延書込を行うために、実メモリをどんどん消費します。数分もすると、実メモリは100%消費されます。 その時のCPU使用率はたいしたことありません。5%程度です。 例2)webサーバー apache2.0系 pentium4Noothwood 3GHz HDD:250GB RAID1 メモリ:2G OS:Cent O
シングル・ユーザー・モードで起動すれば,ユーザー名やパスワードを入力することなく,root権限でシェルが起動します。このシェルからパスワードを再度設定します。 難易度:★★★ 対象ディストリビューション:すべて 前任者から引き継ぎを受けていないLinuxサーバーの管理を任されてしまったためにrootのパスワードが分からない場合や,rootのパスワードをうっかり忘れてしまった場合には,rootのパスワードを再設定します。 〔Ctrl〕キーと〔Alt〕キーと〔Delete〕キーを同時に押してパソコンを再起動させ,そのときにシングル・ユーザー・モードを指定します。シングル・ユーザー・モードとは,ユーザー認証がなく,root権限でLinuxを操作できるモード*3で,メンテナンス用に用意されています。ネットワーク機能は無効で,最小限のファイル・システムのみがマウントされます。 シングル・ユーザー・モ
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