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ブックマーク / xtech.nikkei.com (12)

  • クラウド時代のトラブル解決、タダでここまでできる

    仮想化技術の進化とクラウドサービスの普及で、遠隔地のサーバーとやりとりして業務をこなすというスタイルはすっかり定着した。家庭のインターネット接続も高速化し、常時接続して在宅勤務というのも珍しくなくなった。そうした環境でネットワーク担当者として困るのは、「つながらない」「レスポンスが悪い」といった苦情が来ても、社内サーバーを使う場合と違って、現地に行って目視で状況を確認することができないケースがあることだ。 こんなとき、無償ですぐに使える有用なツールがある。OSが備えるネットワークコマンドだ。ネットワークコマンドを使えば、担当者は自席にいながら遠隔地にあるサーバーの状態を確認できる。ユーザーも、自分のパソコンの通信状況を調べられる。ネットワークを学んだ人にとっては昔から活用しているものだが、クラウド時代には、今まで以上に頼りになるツールである。 そこでここでは、「遠隔地にあるサーバーの稼働状

    クラウド時代のトラブル解決、タダでここまでできる
  • 「目的・背景・狙い」とは何か?

    RFPの趣旨とは「目的・背景・狙い」であると述べた。それぞれどのようなものか解説していこう(図2)。 (1)目的 なぜ,システム投資を行うことになったのか,それによりどのような目的を達成しようとしているのかを,簡潔な一文で表現したものが望ましい。具体的なことは後述する背景や狙いに書くので,核心を捉えるのだ。 いくつか例を挙げてみよう。既存のシステムを再構築する場合などは,現行システムが抱えている課題があるだろう。個別の機能上の問題点ではなく,事業や業務そのものに出ている全体的な影響を捉えることが重要である。 [課題]システムが陳腐化し,事務負担が過大化している。 [目的]現行システム陳腐化による過大な事務負担の軽減を目的として,新システムを構築する。 [課題]現行システムは継ぎはぎ的に構築され顧客情報が分散しており,有効活用できていない。 [目的]顧客情報を一元化し,有効活用することで最善

    「目的・背景・狙い」とは何か?
  • アイノード

    LinuxなどのUNIX系OSでは,パーティションがExt2ファイル・システムやExt3ファイル・システムなどでフォーマットされると,ファイル・システムの管理領域とデータ領域などがパーティション内に作成されます。データ領域にはファイルの実データなどが記録されます。管理領域には,ファイルの実データが格納されている位置やファイル・サイズ,変更時刻などの管理情報が記録されます。この管理情報が「i-node(アイノードと呼ぶ)」です。 Ext3ファイル・システムのiノードには,i-node番号,UID(ユーザーID),GID(グループID),ファイル・サイズ,ファイル作成時間,12個の直接参照アドレス,3個の間接参照アドレスなどが格納されています。i-node番号は,各ファイルやディレクトリを管理するための数値です。各パーティションの中で,ファイルやディレクトリごとに一意に割り当てられます。 各フ

    アイノード
  • 見直しを迫られるDNSの運用

    Webシステム運用担当者のこれからのテーマの一つが、DNSDomain Name System)の運用になることは間違いないだろう。DNSサーバーが管理するドメインの情報を勝手に書き換える「DNSキャッシュ・ポイズニング」への対策が求められるようになるからだ。これは一筋縄ではいかない。 DNSは「nikkeibp.co.jp」などドメイン名から「202.214.174.229」といったIPアドレスを検索するシステムで、インターネットの根幹をなす。ルートドメインを頂点に、末端のDNSサーバーに至る階層構造を構成している。それぞれのDNSサーバーはキャッシュを保持することで、クライアントからのリクエストに対する素早いレスポンスを実現するのだが、そのキャッシュを書き換えてしまうのが、DNSキャッシュ・ポイズニングという攻撃である。 DNSのぜい弱性が注目されるきっかけとなったのは、2008年7

    見直しを迫られるDNSの運用
  • 運用管理コマンドの定期実行 -- No.1 タスク・スケジューラにバッチ・ファイルを登録する

    定期的に実行するネットワーク・コマンドやサーバーのバックアップ作業を自動化したい――。そんなときに使えるのが,Windowsに付属する「タスク・スケジューラ」である(図1)。プログラムを単独で実行させるだけでなく,バッチ・ファイル*を作成して,複数のネットワーク・コマンドを連携させることができる。 プログラムなら何でも登録可能 図1 タスク・スケジューラにバッチ・ファイルの定期実行を登録する Windowsには,ユーザーが指定した時刻にプログラムを実行するタスク・スケジューラというユーティリティ・ソフトが付属している。今回は,このタスク・スケジューラを利用して,バッチ・ファイルを定期的に実行するように設定する。 [画像のクリックで拡大表示] タスク・スケジューラは,ユーザーが指定したタイミングでプログラムを実行するためのツールである。Windowsで動くプログラムなら,基的にどんなプログ

    運用管理コマンドの定期実行 -- No.1 タスク・スケジューラにバッチ・ファイルを登録する
  • rootのパスワードを忘れてしまった:ITPro

    シングル・ユーザー・モードで起動すれば,ユーザー名やパスワードを入力することなく,root権限でシェルが起動します。このシェルからパスワードを再度設定します。 難易度:★★★ 対象ディストリビューション:すべて 前任者から引き継ぎを受けていないLinuxサーバーの管理を任されてしまったためにrootのパスワードが分からない場合や,rootのパスワードをうっかり忘れてしまった場合には,rootのパスワードを再設定します。 〔Ctrl〕キーと〔Alt〕キーと〔Delete〕キーを同時に押してパソコンを再起動させ,そのときにシングル・ユーザー・モードを指定します。シングル・ユーザー・モードとは,ユーザー認証がなく,root権限でLinuxを操作できるモード*3で,メンテナンス用に用意されています。ネットワーク機能は無効で,最小限のファイル・システムのみがマウントされます。 シングル・ユーザー・モ

    rootのパスワードを忘れてしまった:ITPro
  • 第8回 HTTPリクエスト・ラインとヘッダーの中身

    ApacheとWebブラウザ間でデータをやり取りするために利用するプロトコル「HTTP」について説明します。 前回までは主に,Apacheの各種機能を使うための設定方法を紹介してきました。さらに深くWebサーバーをカスタマイズするとなると,WebサーバーとWebブラウザの間でデータをやり取りする仕組みについても理解しておく必要があります。 そこで第8回は,Webで利用されているプロトコル「HTTP」そのものと,HTTPを利用した通信の仕組みを説明します。 第1回では,WebブラウザとWebサーバーは「HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)」と呼ばれるプロトコルを利用して通信することを説明しました。プロトコルはいわば言葉のようなものです。文法に沿って言葉がやり取りされるように,HTTPにおいても特定のルールに則ってサーバーとクライアントが通信します。例えば,「i

    第8回 HTTPリクエスト・ラインとヘッダーの中身
  • Windows Server CALの仕組み

    Windowsの専門媒体である「日経Windowsプロ」は,3月号の特集として「Windowsライセンス,ここが難しい」という記事を掲載した。マイクロソフトのライセンス制度はいろいろと難しい点が多いので,ライセンスをよく理解しないと,ライセンス違反になったり,逆に来だったら払う必要のないライセンス料まで払いかねない――という記事である。 日経Windowsプロは実用誌なので,来なら「これでバッチリ」「悩み解決!」といったタイトルの特集が望ましいと思う。しかし,実際問題としてWindowsに関するライセンスは非常に難しいので,このようなタイトルに落ち着いた。そして誌の記事では「クライアントOS」「オフィス製品」「サーバー製品」の3分野のライセンスに関して,難しいと思われるポイントと,その解説を掲載している。 この記者の眼では,Windowsに関するライセンスの中でも最も難しいとされる「

    Windows Server CALの仕組み
  • 「時間感度」は大丈夫ですか?

    先日,同じシステム部で別の課にいた奥原(仮名)が筆者の部下として異動してきた。彼は30歳で,入社以来システム開発の下流工程の仕事を担当してきた。「中堅社員には開発だけでなく企画力やマネジメント力も身に付けさせなければならない」というシステム部長の考えを受け,筆者のチームにキャリアパスの一貫として異動してきたというわけだ。 そこで,筆者は最初に奥原に3つの仕事をやってもらうことにした。 それは,「(1)最近のシステムトラブルの傾向,(2)現在の組織的な品質維持の仕組みの課題と解決方針,(3)品質改善を行うための具体的行動計画の3点をレポートにまとめて説得力をもって説明してほしい」ということだ。 筆者のチームは,システムの上流開発やシステム企画とともに,「人材教育」をテーマに研究するミッションがあり,定期的に中堅社員や若手社員を異動で受け入れることにしている。その際,初期教育としてこのような課

    「時間感度」は大丈夫ですか?
  • ひとつ上のヒューマンマネジメント 10年後も通用する文章術(1) 「駄目でない」文章を書くための9カ条

    私は企業のIT企画部門の課長としてチームメンバーの文章をチェックしています。また,教育コンサルタントとしてビジネス文章を教えたり,国家試験科目の論文添削をしています。 異なる立場で非常に多くの文章を見てきたので,今では「どんな文章が駄目なのか」がよく分かるようになりました。ここから紹介するのは「よい文章を書く技術」です。 「よい文章」とは「駄目でない文章」 私は人に「よい文章を書くコツは何ですか?」とよく聞かれます。そのときにはいつも,「駄目な文章を書かないようにすることです」と答えています。 人が何をもって「よい文章だ」と感じるかどうかは,極めて主観的なものだと考えています。個人の受け止め方や感じ方に依存する部分が多いからです。 では,ビジネス文書でも「よい文章」を書かなくてはいけないのでしょうか。もちろん,それができるに越したことはありません。 しかし,どんな人でも「うまい」と言わせる

    ひとつ上のヒューマンマネジメント 10年後も通用する文章術(1) 「駄目でない」文章を書くための9カ条
  • クラウド,台頭!

    クラウド・コンピューティングとは,巨大なインターネット上に生まれた,新しい“エコシステム”である。インフラ,プラットフォーム,アプリケーションのすべてが,ネットワークの向こう側(=雲)にサービスとして存在するため,ハードウエア/ソフトウエア製品を組み合わせて作る情報システムを不要にする。ホストやC/S,Webシステムを代替する,IT史上最大の変革である。それは,開発/運用プロセスの見直しを迫り,ITベンダーの勢力図を一変させる。 Part1●世代交代の波が来た 構想から25年でついに実現 爆発する規模の経済 業界の盟主も動く Part2●USニュースの裏を読む クラウドは企業市場へ Part3●クラウド時代のシステム&ネットワーク 「郵便局10万人」を支えるクラウド アーキテクチャの複雑さが増す 下請け脱却の契機になる インフラ武器に通信事業者も参入 無料でWebアプリを公開できる Par

    クラウド,台頭!
  • 「ネットワーク検定2008」 全問題と解答・解説

    日経NETWORKが実施した「ネットワーク検定2008」にご参加いただきまして,ありがとうございました。 以下が,各問題の正解一覧です。それぞれの設問をクリックすると,その設問の解説が表示されます。 設問 正解の選択肢 問1  e)ブロードキャストがルーターにおいて遮断され,PC2,PC3,PC4に転送される 問2  a)デフォルト・ゲートウエイのMACアドレスを学習できていないため,別ネットワークに通信できない 問3  e)(2)と(5) 問4  e)ポート・スキャン 問5  c)255.255.255.224 問6  a)PC1は通常のタグなしフレームを送信し,LANスイッチAでVLAN10を示すタグを付けてLANスイッチBへ転送する。LANスイッチBはタグを外してPC3へ送信する 問7  c)IEEE(米国電気電子技術者協会)が無線LAN専用に標準化したネットワーク認証のしくみである

    「ネットワーク検定2008」 全問題と解答・解説
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