今日紹介するのは、先日代々木公園でのイベントに参加したJim O'Rourke (ジム・オルーク)。 個人的に思い入れの強いアーティストの一人で、そんな気持ちは僕と世代を同じにする、多ジャンルに渡る音楽中毒者にとっても似たようなところがあるはず。 '90年代後半、ロックが向かった新たな方向ポストロック、そのベクトルの元となった地がシカゴ。 そんなシカゴのアヴァンギャルド音楽家の雄であり、ある時は偉人音楽家Van Dyke Parks(ヴァン・ダイク・パークス)の血を受け継ぐ現代音楽であり、さらには現在のインディー・ロックや前衛的な音楽へ多大な影響を与えるノイズ~エクスペリメンタル・ロックバンド、Sonic Youth(ソニック・ユース)の一員としても活躍するジム・オルーク。 彼の音楽は、ビーチボーイズの「ペット・サウンズ」級にポップで優しいメロディーを奏でるが、時に狂人のようなノイズを弾