未来が量子力学の不確定性原理により決定していないことは現代科学において正しいとされている、しかし、過去は決定しているだろう、と思うのが普通の人の考えと思う。 たとえば私が大学を受験し、その合格発表の当日に、通知の入った封筒を開けてみてみるとする、開けて中身を確認するその瞬間まで私は(観測者は)合格か不合格か知らない。 ただ合格してるか不合格なのかは、すでに採点時、集計時に決定しているから過去のこと。 つまり封筒が手元に届いて中を見る今現在においてはすでに決定してるから覆らない事象と考えるが、『ホイーラーの遅延選択実験』により、過去は変えられることが判明した。 これは思考実験だが、実際の実験「電子の2重スリット実験」において、それが証明された。 電子がスリットを通り抜け、スクリーンに着弾するその間に観測機を置いてみたところ、電子は過去にさかのぼった。 ゆえに、過去も決定していなく、観測した時