フィラメントは、3Dプリンターでの使用中に湿気を吸わせてしまいがち。 3Dプリンターで使用している間もフィラメントを湿気から守る、フィラメント送り出し機能付きドライボックスの作り方をまとめました。 湿気に弱いフィラメント、その造形不良、湿気が原因かも? 3Dプリンターで造形素材として利用する樹脂フィラメント。 実は湿気に弱いのです。 吸湿したフィラメントはどうなるか? 特に吸湿しやすいTPUでの例を挙げます。本来透明な仕上がりになるはずが白く濁り、ツルツルになるはずの表面はザラザラな仕上がりになってしまいます。 高湿度下では、1週間程度あればTPUは湿気を吸って目に見える形で造形不良を起こすようになります。 ▼左: 吸湿したフィラメントによるもの 右: 正常なフィラメントによるもの いずれも同条件で出力 これは出力条件を変えても救済はできません。 フィラメントが湿気を吸うと造形不良を引き起
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