国家間による一括処理以外に「戦争を終わらせる」方法はない 日本政府が韓国に支払った5億ドルは、主に経済復興に使われた 徴用工問題で、対応を迫られる日本の民間企業がとるべき対応は? 歴史問題としての難しさ 2017年8月 ソウル・龍山駅前に設置された徴用工像 この記事の画像(5枚) 歴史問題は、日本がアジア各国との関係を強化する上で喉に引っかかったトゲであり続けている。その中で、今後注目を浴びそうなのが徴用工問題だ。戦前から戦中にかけて、日本は労働力不足を補うために朝鮮半島をはじめとするアジア各国から労働力を移入した。これらの労働者に対してなんらかの補償が行われるべきか否かとするのが歴史問題としての徴用工問題である。 アジアにおける歴史問題が難しいのは、それが過去の問題であるのと同じ程度に、現代の問題でありイデオロギーの問題だからだ。歴史研究の蓄積を参照する限り、徴用工の問題にも一定の「幅」
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