田尻が編集長を務める文芸誌『アルテリ』。初版は売り切れのため増刷した。8月15日発売予定の6号・石牟礼道子追悼号には渡辺京二が50枚もの大作を寄せている。 橙書店は、文芸誌『アルテリ』の編集室でもある。田尻が編集長を務める『アルテリ』には思想史家・渡辺京二をはじめ、伊藤比呂美、坂口恭平、吉本由美など、熊本在住の作家を中心に同時代の書き手たちが寄稿する。石牟礼道子の未発表の詩を若い頃の写真とともに掲載するなど、石牟礼作品を新しい視点で切り出し、次世代の読者へ橋渡しをしてきた。 読者の本離れやオンラインショッピングサイトの影響で、経営難により閉店する書店が全国で相次ぐ。書店側はカフェを併設したり、作家のトークイベントを開くなど、店に足を運ぶ読者を増やす工夫を重ねる。 田尻のもとには周囲から、「どうやったらあの作家を呼べますか?」という質問も寄せられるというが、自分から提案したものはないのだと困
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