見合い結婚は死滅したのか 筆者の学生時代には、「見合い結婚か」それとも「恋愛結婚か」という問答が良く行われていた。 当時でも花嫁・花婿候補者たちは概ね「恋愛結婚派」であり、「見合い結婚派」は親やご近所さんなど当事者では無い人々が中心であった。 その後、テレビドラマなどで「親が勧める縁談を断り続けるキャリア・ウーマン」というのは欠かせない登場人物であったが、それも最近ではほとんど見かけなくなった。 もちろん、今でも見合い結婚は存在するが、親や親族の意向など関係なく、当人たちの考えでほぼすべてが決まる「結婚紹介所」的な役割を担っているに過ぎないようにも思える。 しかし、今でも世界の多くの地域では「取り決め婚」が当たり前である。しかも、その取り決め婚は「見合い結婚」のように、当人達の見合いなど行わないのが普通である。 例えば、結婚式の宴でも花嫁はベールをかぶったままで、式のクライマックスで花婿が
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