自称「しがない私立大学に勤務している」経済学者の池田信夫氏は、東京大学の権威がお好きなようで、 東大医学部の放射線科の責任者と世界中の放射線被害を調査した専門家が一致して「福島で癌は増えない」と断定しているのだから、それに異論を唱えるなら、彼らの認めるような反証を出さないと話にならない。「わからないが遠い将来に…かもしれない」という類の「安冨話法」はお断り。 とツイッターで流していた。 「東大+医学部+放射線科+責任者」 と、4つもつけたので、恐れ入れ、ということである。 ここにいう東大医学部うんぬんというのは、中川恵一准教授のことである。正確に言うと彼の身分は、「東京大学医学部附属病院放射線科准教授・緩和ケア診療部部長」だそうである。つまり、「医学部の放射線科の責任者」ではなく、「医学部の附属病院の放射線科の責任者」と言わないと、こういうことにうるさい医学部ではこっぴどく叱られるから、池