12日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は、取り引き開始直後から売り注文が殺到して急落しています。 そして、主要な株価指数の下落率が、前の日に比べて7%を超えたため、日本時間の12日午後10時35分ごろ売買が自動的に停止されました。 売買停止の時間は15分間です。 この措置がとられたのは今週9日以来となります。 トランプ大統領が前日に行った演説は、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する経済対策の内容が十分でなかったうえ、ヨーロッパからの入国を停止する措置で、人の移動が厳しく制限され、実体経済にも深刻な影響が及ぶのではないかとして、売り注文が殺到しています。 「サーキットブレーカー」は株価の急激な下落の防止や、投資家の保護のため、株価の下落率が基準に達した場合自動的に売買を停止する措置です。 名称は、電流が流れすぎた時に過熱などを防ぐために電気を遮断する装置に由来しています。現在の基準は、
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