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ブックマーク / totb.hatenablog.com (3)

  • [グラフ]雇用者報酬(経済活動別) - Think outside the box

    アベノミクスが成功した証拠の一つとされているのが雇用者報酬の増加です。 過去最大の1997年には及ばないものの、リーマンショック前のピーク越えは達成しています。 そこで、雇用者報酬増加の原動力となっている産業が何かを内閣府「国民経済計算」で確認します。最新データの2015年を、過去の二つのピークの1997年・2008年と比較します。 製造業と建設業が減少し、保健衛生・社会事業が増加しています。アベノミクスのメインエンジンは高齢化に伴う介護需要のようです。 それに対応する労働力が女と高齢者(定年退職→再雇用)です。 安倍総理大臣は4年前にロンドンで、「第三の矢」の成長戦略について次のように述べてました。 それから、高齢化がもたらすイノベーションがあるでしょう。高齢化に関して世界の先頭を行く日は、成熟した社会にふさわしいサービスや、産業、技術を生み出すのに、誰より恵まれた位置にいるからです。

    [グラフ]雇用者報酬(経済活動別) - Think outside the box
    takamocchi
    takamocchi 2017/06/09
    製造業と建設業の落ち込みに改めて「物造り大国」は過去の栄光なんだと実感させられる。
  • [グラフ]2016年の出生数は100万人割れ・出生率は1.44 - Think outside the box

    2日に厚生労働省から「平成28年人口動態統計月報年計(概数)の概況」が公表されたので、出生に関する項目をグラフにします。 2016年の出生数は100万人を割り込み、20世紀以降で最少です。 合計出生率は1.44で2015年より0.01低下し、2005年の1.26からの反転上昇も終わりのようです。 合計出生率が1.4程度で頭打ちになることは、コーホート出生率が1.4程度で推移していることから予測されていました。(下のグラフの見方:横軸は女の生年/縦軸は各年齢における累積出生率) コーホート出生率が1.4強で推移しているのに合計出生率が1.26まで低下→1.4台に再上昇したのは、出産時期が後ずれした(晩産化)ためです。(詳しくは下の記事を参照) totb.hatenablog.com その一因は、1990年代以降、大学進学率が急上昇したためと見られます。 「大学進学率と就業率を高める→非婚化・

    [グラフ]2016年の出生数は100万人割れ・出生率は1.44 - Think outside the box
  • [グラフ]4月の労働力調査~「男性不況」継続中 - Think outside the box

    5月30日公表の総務省「労働力調査」の内容をグラフにして検証します。*1 就業者・雇用者の増加の大部分は女です。 アベノミクス第一の矢と第二の矢と関係する製造業と建設業では、就業者は増加していません。(⇩非連続は分類変更によるもの) 就業者が増加しているのは主にサービス業、特に医療,福祉です。 もっとも、医療,福祉の就業者数は昨年末から頭打ちになっており、今後の動向が注目されます。 性別・年齢階級別では、女全般と男の年配層の上昇が顕著です。 25~54歳の就業率は、1997年末~2003年初の構造改革期(「三つの過剰」を解消するリストラクチャリング期)に構造変化を起こしています。 男:構造改革期に急低下→以前の水準を回復できず/非労働力率が2%ポイント上昇*2 女:構造改革期明けから急上昇が続く 以上を整理すると、 相対的に高賃金の製造業と建設業が企業の海外シフトと公共投資削減で縮小(どち

    [グラフ]4月の労働力調査~「男性不況」継続中 - Think outside the box
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