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記者の眼に関するtakano_kazuyukiのブックマーク (8)

  • Arduinoで冬休みの電子工作

    私はカジュアルな物作りが結構好きで、週末にIKEAで購入した家具を組み立てたりするのが全く苦にならない(というか、嬉々として組み立てる)タイプです。子どものベッドや机、棚くらいなら割とカンタンです。一時期、アコースティックギターの組み立てに挑戦しようかと真剣に悩みました。さすがに1カ月くらい寝室を作業部屋にして、木くずだらけにするのは家族からひんしゅくを買いそうなので、あきらめたことがあります。 電子工作も嫌いじゃありません。はんだごては一家に1は必須だと思ってまいす。ちょっと目に見える線が切れたくらいで、廃棄処分とかあり得ないでしょ?最初のはんだ付け体験は小学校1年生だったと思います。 そういうわけで、2014年11月23~24日に開催された、個人製作者による物作りの祭典ともいえるイベント「Maker Faire Tokyo 2014」にも行きました。ものすごい人出でびっくりしました

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  • 予言されていたアップルの変節

    新型スマートフォン「iPhone 6」や腕時計型ウエアラブル端末「Apple Watch」など、世界中の耳目を一手に集めた米アップルの発表会が現地時間9月9日に終わった。事前情報が飛び交っていたため、特にサプライズは無く、おおよそ想定通りの内容だった。もはや、アップルに対して情報統制も含め、故スティーブ・ジョブズ氏が率いていたころのようなわくわく感を求めるのには無理があるようだ。 だが、ジョブズ氏からバトンを受け取ったティム・クックCEO(最高経営責任者)が率いるアップルは「驚き」こそ失えど、逆に「怖さ」を帯びつつある。象徴的なサービスが端末と同時に発表された決済サービス「Apple Pay(アップルペイ)」だ。iPhone 6やApple Watchなどの新端末と比べれば地味だが、Apple Payが決済市場に与える破壊力は想像を絶する。NFCチップを搭載したiPhone 6やApple

    予言されていたアップルの変節
  • 15年超IT系記者のプライドがポッキリ折れた話

    「固定観念を捨てろ、既成事実や常識を疑え」。記者が新社会人としてこの仕事を始めた16年前、先輩記者から言われたのがこのセリフである。取材記事を書く際に、勝手な思い込みや事実誤認、重要事項の見落としなどがあってはならない。「とにかくあらゆることをまず疑ってかかれ。相手の言うことをうのみにするな。一次ソースに当たり、裏を取れ」。こう叩き込まれながらこれまでやってきた。 「そんなに片っ端から疑ってかかったら、人間不信にならないか?」。こんな質問を受けることもあるが、記者からすればむしろ逆である。どんな人でも勘違いをすることはある。取材時に主張したいことをうまく伝えられず、誤解することを口走ってしまうケースもあるだろう。根拠とするデータがそもそも間違っている可能性だってある。そうした諸々の可能性を先回りして考え、フォローする。そして最終的には信じる。そこに人間不信など入る余地はない。 実際に、この

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  • 3Dプリンター時代のアイドル「ユニティちゃん」は初音ミクを超えるか

    「ものづくりの主役が企業から個人に」。2012年頃から盛り上がってきたメーカーズムーブメントは、いまだ衰えを見せていません。その中心にあるツールが3Dプリンターです。3Dプリンターを利用すれば、これまでは企業にしか作れないと思われていた立体造形物を個人でも作れるようになります。3万円程度で入手できる安価な小型3Dプリンターも登場しています。いわば、射出成形の工場が自宅のテーブルの上に乗るようになったのです。 ただ、3Dプリンターさえあれば自由自在に立体物を作れるようになるかというと、そこには高いハードルがあります。3Dプリンターで出力するための3Dモデルデータを用意しなければならないのです。3Dグラフィックスソフトを駆使して思い通りの3Dモデルを作成できるようになるには、3Dグラフィックスソフトに習熟する必要があります。 そこで、当初はインターネットで無料公開されている3Dデータで試してみ

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  • プログラミングの“魔法”は解けるのか──普通の人に正しく理解してもらうために

    「コンピューターの魔法を使いこなそう」。これは、7月下旬に発行する小学生向けのRubyプログラミング入門書の序文として、Ruby開発者のまつもとゆきひろ氏からいただいた言葉の一部である。このように、プログラミングによりコンピュータを使いこなすことを「魔法」に、その担い手であるプログラマを「魔法使い」になぞらえることはよくある。 では、昨今のプログラミング教育・学習の盛り上がりは、子どもたちを立派な「魔法使い」に育てようという機運が高まっているということなのだろうか。 いつごろからプログラミングを魔法になぞらえるようになったのだろうか。著者の手元にあるでは、米国で1975年に初版が発行された『人月の神話』(日での初版のタイトルは『ソフトウェア開発の神話』)において、プログラムを魔法になぞらえる以下の記述がある。 神話や伝説の魔法は、いまや現実となった。キーボードで呪文を正しく打ち込めば、

    プログラミングの“魔法”は解けるのか──普通の人に正しく理解してもらうために
  • 150年経っても解決できない大問題に向けた極めてささやかな対策

    ここ数年の間に筆者が書いた記事の中で最も反響があったのは『ソフトを他人に作らせる日、自分で作る米国』であったと思う(日経ビジネス オンラインの当該記事)。反響を計る指標は色々あるのだが、幸いなことにどれも高かった。 指標の一つは、その記事を読んだ読者の数、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で言及された数である。当然多ければ多いほどよい。もう一つの指標は記事を読んだ読者の感想である。こちらも多いほどよいが、数だけではなく内容が重要になる。 感想にはいくつか種類がある。日経ビジネス オンラインの場合はコメント欄に書き込まれるし、読者が筆者に電子メールや郵便で直接送ってくることもあれば、知り合いから転送されてきた感想もある。転送されてきた感想とは、ある読者が書き、「筆者に伝えてほしい」と知り合いに送り、その知り合いが筆者に送ってきたものを指す。つまり、知り合いは読者と筆者の双方に

    150年経っても解決できない大問題に向けた極めてささやかな対策
  • iPhoneに対抗できるスマートフォンはもう出てこないのか?

    iPhoneはiモードケータイの後釜」と誰かがネット上で書いているのを見かけたことがある。海外では徐々にAndroidのシェアが高まっているのに対し、日国内ではiPhoneが相変わらず売れ続けている。iPhoneの生態系が日だけで進化していき、ガラパゴス端末化するのでないかと皮肉っているのである。実際には、新興国などで低価格帯のAndroid端末が大量に売れているのであって、海外でもiPhoneを使っているユーザーは多いはず。ガラパゴス化とは言い過ぎだろう。 そんなことを考えつつ、電車の中でふと周囲を見ると、人々が手に持っている端末は随分とiPhoneが多いようだ(写真1)。試しに、情報機器を手に持っている人たちが何を使っているのか数えてみた。電車3両分を調べてみると32人中でiPhoneが18人、Androidスマートフォンが11人、iPadが1人、ゲーム機が1人、パソコンが1人だ

    iPhoneに対抗できるスマートフォンはもう出てこないのか?
  • もうPCはあまりいらない?──タブレットでもできる、あんなことこんなこと

    私は仕事ではバリバリのパソコンユーザーです。既にパソコンを使い続けてン十年。なにせ入社したときに机の上に置いてあったのは、セイコーエプソン初の互換機(BIOSにコピーしたコードが見つかって、発売には至らなかった試作機)という古株の人間です。 しかし、最近家庭ではあまりパソコンを使っていません。リビングにはAndroidタブレットが1枚置いてあるので、Webでちょっとした調べ物をしたり、宅配便などの再配達を依頼したりする程度のことであれば、Androidタブレットでことが足ります。リビングに置いているのは、電子書籍を家族で読むためです。ノートパソコンだと、ちょっと読書という感じがしません。あとメールはスマホでチェックしてしまいます。 家に持ち帰って仕事をする場合でも、内容によってはiPadを使います。例えば校正作業。自宅で作業する場合は、校正はPDFにしてしまいます。PDFに赤を入れる作業で

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