東京都内の公立図書館で、「アンネの日記」や関連する本のページが破られているのが相次いで見つかった事件で、図書館のほかに豊島区の書店でも「アンネの日記」2冊がそれぞれ数十ページにわたって破られていたことが新たに分かりました。 警視庁は、一連の事件との関連を捜査しています。 この事件は、都内の公立図書館で「アンネの日記」をはじめアンネ・フランクの伝記やホロコーストに関する本などのページが破られているのが相次いで見つかったもので、被害は杉並区や豊島区など5つの区と3つの市で308冊に上っています。 警視庁が器物損壊などの疑いで捜査していますが、これまでの調べで図書館のほかに豊島区の書店でもページが破られていたことが新たに分かりました。 警視庁や関係者によりますと、1か月ほど前に、この書店で「アンネの日記」1冊が破られているのが見つかり、さらに一連の事件の発覚を受けて今月21日に調査したところ別の