また1人メイトが離職した。 これでパン屋開店当初3人いたメイトが全て離職したことになる。 離職した理由は、3人それぞれにあるのだけれど。 そして離職した3人とは別の2人が現在メイトとして働いてはいるのだけれど。 知的障がい者の職場への定着が難しい…平たく言えば、就職してもなかなか長続きしない、という問題があるということはNPOを立ち上げる前から耳にしていたことであるが、現実問題として自分の職場でもその問題が起きている。 離職は就職して1年を経過した頃からぼつぼつと始まった。やっと仕事もおぼえたのに、と思った頃からだ。そして辞める時はいつも突然だ。事前に「辞めたいのだけど」という相談が本人の口から出るわけでもなく、それが無理だとしても「仕事に行くのがつらそうです」とかいう相談が家族の人からよせられるわけでもない。 また、こちら側が「辞めてもらいたい」「これ以上は働き続けるのは無理」と思ってい