2009.10.2720:50 「ドンシャリ」サウンドのルーツ カテゴリmusic雑談 現在のポピュラー音楽にみられる「低音を厚めにする」音のチューニングは、80年代前半にフィル・コリンズが作り出したという説がある。 当時、ニューヨークにパワーステーションという天井が高いレコーディング・スタジオがあって、ここでドラムを叩くと大きく響くこと発見した彼は、低音を強調したチューニングの曲を発表し、多くのヒット曲を生んだ。 さらに、80年代前半はウォークマンやラジカセのような、「部屋でステレオ・セットを組んで音楽を聴く」というスタイルから「好きな音楽を持ち出して聴く」というスタイルが主流になっていた。これらのポータブル機器はそのサイズのため、本格的なステレオ・セットに比べ音質面では見劣りする。 低音を強調するチューニングはこの手のポータブル機器でも「見栄えのいい音」が出せ、なによりフィル・コリンズ