ブックマーク / www.news-pj.net (2)

  • NPJ通信 歴史に向き合うドイツの光と影 内田雅敏

    三浦耕喜 様 『ヒトラーの特攻隊』(作品社)、大変興味深く拝読させていただきました。 「死は鴻毛より軽し」 (軍人勅諭) とする天皇の軍隊としての日の特攻とワイマール共和国を体験し、自殺を否とするキリスト教の教義下にあるドイツの特攻との違い、 日では今日なお 「特攻神話」 が健在であるのに対し、ドイツの 「特攻」 は歴史の闇に葬りされようとしている等々、日独の違いなどにも興味を持ちました。 しかし、御著の真髄は後半部分、特に 「埋もれた60年」 「あとがき」 にあるのではないでしょうか。 2008年9月ケルン市でのネオナチの反イスラム (合法) 集会を市民が非合法直接行動という実力で粉砕したことに関し、 「はっきり言えば、ドイツでは極右に言論の自由はない。たとえ法律上は認められているとしても、社会がきっちり弾圧する。決して居場所を与えない。 「合法的」 などという言い訳は通用しない。な

  • NPJ通信 非暴力直接行動―市民によるネオナチ集会実力粉砕に見るドイツの闘う民主主義― 内田雅敏

    1.闘う民主主義 2008年9月24日付東京新聞朝刊 「ニュースの追跡」 欄は、ケルン発三浦耕喜特派員電として、「ネオナチ計画国際会議ドイツ市民ら実力粉砕」 「極右に居場所を与えない」 という見出し、 「極右に居場所は与えない。これが過去のナチス台頭から学んだドイツ社会の民主主義だ。社会を分断する言論は民主主義の敵だというのがその理由。 ドイツ西部ケルンでネオナチ勢力らが計画した 「反イスラム化国際会議」 は、市民の実力行使により粉砕された。」 というリードで、ケルン市内でネオナチグループが反イスラム化の国際会議を開こうとしたところ、これに反対する市民らが会場入口を封鎖し、実力で妨害し、 遂には警察の中止命令により集会が中止になったことを2枚の写真付きで報じている。 同記事によれば、集会を企画したのは、ネオナチ政党ドイツ国家民主党 (NPD) の流れをくむケルン市議会の極右会派 「親ケルン

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