書評をメインにした人気ブログで知られる小飼弾氏。小飼氏がブログで紹介した本はベストセラーになると言われるほどで、自宅には出版社から月300冊もの献本が届くという。小飼氏に「...本棚がノスタルジアになる日 ―活字離れなどが原因で、本が読まれなくなっていると言われていますが。 小飼 僕はそれは一面的な話だと思っています。確かに本を読まない人は増えてきています。しかし、一方で読む人はますます読むようになっているんです。書籍や雑誌だけで考えるのではなく、ウェブページ、メールなども入れて平均して考えれば、読むという行為自体は減っていないし、むしろ増えているかもしれない。コレ(再び本棚を指さす)の制約を解いてあげれば、もっと本は読まれるようになります。今、日本の出版点数は年間9万冊と言われていますが、製作コストが下がれば、もっとたくさん出版できるようになります。コミックマーケットに出品されている希少