2014年06月20日10:00 カテゴリ経営社会一般 専門職とマルチタスク 仕事の世界でよく言われるのは専門性を磨くということ。例えば飲食の人ならばハッとするような素晴らしいメニューを考えたり、会計士であれば顧客が唸るような税務プランを提示する、あるいはスポーツ選手なら圧倒する力と戦術で誰も寄せ付けない強さを磨く、ということでしょう。 しかし、そんなこと、誰でもできるわけではありません。コンセプトは分かりますが、それをすべての働く人に強要しても99%の人は落ちこぼれることになっています。なぜなら目指すところがごくわずかの人しか達成しえない頂点であるからです。頂点には誰でも登れるわけではありません。また、この頂点は相対評価の頂点ではなく、絶対評価の頂点だという点も重要です。相対評価で100人いれば1番と100番が必ずいます。が、絶対評価なら1番も100番もいないかもしれないのです。この違い