タグ

2009年1月14日のブックマーク (5件)

  • 図録▽自殺率の国際比較

    は欧米先進国と比較すると確かにかなり高い自殺率となっている。さらに範囲を広げた国際比較では、図のように、日は、世界第18位の自殺率の高さとなっている。過去の当図録では世界第6位だったこともあり、2012年推計では9位だったので、最近はランクを大きく下げていることが分かる。もっとも、日を上回っている国は一部の途上国、あるいは体制移行国だけであり、先進国の多くは日より低いということから日の自殺率はやはり非常に高い値であるといわざるを得ない。もっとも近年韓国が日を抜きOECD諸国の中で最高となったので先進国中世界一の座は明け渡した格好である(図録2774参照)。 中国の自殺率については、初の全国調査(1995-1999)で年間自殺者数28万7千人、自殺率は10万人当たり23人というデータも報じられていた(People's Daily Online 2002.11.)が(旧版図録27

    takaramen
    takaramen 2009/01/14
    「(フィンランド)87年の自殺者の家族全員に対する調査による要因の洗い出しを踏まえて、未遂者への公的ケア、アルコール過剰摂取防止など多くの行動計画を策定し、それらを実施に移し..自殺率を低下させることに成功」
  • 図録▽主要国の自殺率長期推移(1901~)

    主要国の自殺率(人口10万人当たりの自殺数)について、20世紀初頭からの長期推移をグラフにした。データは厚生省資料とOECD.Stat(オンラインデータベース)による。 対象国は、日韓国、オーストラリア、米国、カナダ、フランス、ドイツ(西ドイツ)、イタリア、英国、ハンガリー、スウェーデン、ロシアの12カ国である。なお、以下で世界一とはこの12カ国中である。 コロナ禍の世界的影響については2020年値が日韓でしか得られないので明確ではないが、日は上昇、韓国は低下となっている。 日の自殺率は1936年までは20人前後で緩やかな上昇傾向にあった。1937年の廬溝橋事件以降の日中戦争、そして太平洋戦争の時期には、急速に自殺率は低下し、戦前戦後を通じ最低レベルとなった。国家総動員法(1938年制定)下で自殺どころでなかったとも考えられる。 終戦後、高度成長が格化するまで日の自殺率は25人

  • 図録▽世界各国の自殺率と他殺率の相関

    WHOのデータより、世界各国の自殺率と他殺率の相関図を掲げた。(自殺率のみの国際比較は図録2770。) 死因の区分としては、大きく、病死、事故死(災害による死亡を含む)、意図的な死の3つに分けられるが、取り上げたWHOのデータでは、意図的な死はさらに自殺と他殺(殺人のほか傷害致死を含む)と戦争による死(軍人のほか市民を含む)に分けられている。ここではこのうち人口10万人当たりの自殺と他殺の死亡者数を相関図として示した。 通常の相関図のデータ分布は、楕円形をしていて、右上がりに細長いと正の相関、右下がりに細長いと負の相関と判断できるが、この相関図はそうした通常の相関とは全く異なっている。 一般的には社会的なストレスが高まると意図的な死の比率が高まってくると考えられるが、実際は、自殺と他殺が両方多くなってくるというより、地域によって、自殺へ向かう傾向の国と他殺へ向かう傾向の国に分かれてくるとい

    takaramen
    takaramen 2009/01/14
    「日本の自殺率は高さが目立っているが他殺率については非常に低い国といってよい。上図のWHOデータによれば日本の他殺率はWHO加盟の人口100万人以上150カ国のうちジャマイカについで世界第2位の低さである。」
  • 図録▽他殺による死亡者数の推移

    自殺者数が3万人レベルであることは知られているが、それでは、他殺による死亡者数は何人位なのであろうか。報道では親族殺人や見境のない殺人が多くなっている印象があるが、他殺による死亡は増加しているのであろうか。 米国ではコロナ禍で銃犯罪が増えており、2022年2月3日にバイデン米大統領は「この国では毎日316人が撃たれ、106人が殺されている。もうたくさんだ」と止まらぬ犠牲に憤りを見せたという(東京新聞2022.2.6)。日はどうなのだろうか。 厚生労働省の人口動態統計によると、他殺による死亡者数は2013年に342人と1日1人をついに下回り、2003年の705人の半分以下となっている。また他殺者数は自殺者数の70分の1のレベルとなっている。それでも1日に約1人が殺されているというのは重い事実である。2014年は他殺者数が対前年で増となったが、2015~18年は、再び、314人、290人、2

    takaramen
    takaramen 2009/01/14
    「厚生労働省の人口動態統計によると、他殺による死亡者数は2006年に580人と自殺者数の50分の1のレベルとなっている。」
  • 殺人、強盗致死(強盗殺人)、傷害致死の認知件数の推移(1927年〜) - どうにもならない日々

    比率=人口10万人あたりの比率、100000×(殺人の認知件数+強盗致死(強盗殺人)の認知件数+傷害致死の認知件数)/人口(単位:件/10万人) 殺人の認知件数は殺人の認知件数・検挙人員の推移(1926年〜)を参照のこと 強盗致死と強盗殺人の違いについてはwikipedia:強盗致死傷罪を参照のこと 年次 強盗致死 傷害致死 比率 昭02年 - 366 - 昭03年 - 363 - 昭04年 - 395 - 昭05年 - 314 - 昭06年 - 328 - 昭07年 - 296 - 昭08年 - 306 - 昭09年 80 316 4.38 昭10年 159 372 4.35 昭11年 87 381 4.22 昭12年 113 403 3.88 昭13年 110 340 3.39 昭14年 112 308 2.96 昭15年 77 264 2.58 昭16年 76 310 2.51 昭1

    殺人、強盗致死(強盗殺人)、傷害致死の認知件数の推移(1927年〜) - どうにもならない日々
    takaramen
    takaramen 2009/01/14
    「「殺人」とは、殺人罪、殺人予備罪、自殺関与・同意殺人罪およびそれらの未遂のことを指す。強盗致死(強盗殺人)の認知件数には未遂も含まれるが、傷害致死の認知件数には未遂は含まれていない。」