ゴールドマン・サックスの直近の報告で、クラウド分野ではマイクロソフトが企業幹部の間で最も人気のサプライヤーとなり、競合のアマゾンから着々とシェアを奪いつつあることが示された。 ゴールドマン・サックスは半年に1度、大手企業の幹部を調査対象にした「IT Spending Survey」と呼ばれるレポートをまとめている。それによるとクラウド市場の売上ではアマゾンが依然として首位だが、支持率ではマイクロソフトが上回り、着実にシェアを伸ばしている。 調査では、企業幹部らにクラウドの導入にあたり、どのメーカーを選ぶかが尋ねられた。その結果、IaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)とPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)の2カテゴリにおいて、マイクロソフトは継続的に高い支持率を獲得し、アマゾンよりも優位に立っているとされた。 IT Spending Surveyのアンケート調査で