ドラマ「残念な夫。」(フジテレビ系)が佳境だ。子育て世代を中心に反響が広がり、「うちの旦那も『残念』に近い」と共感する妻たち。一方、「どこが『残念』なの?」といぶかしむ夫も。そのずれは、どうして生じるのか。 玉木宏演じる会社員の夫と、倉科カナ演じる主婦の妻。娘が生まれても出産前と同じ生活を送る夫に、イライラを隠せない妻。夫の不倫疑惑も浮上。離婚話が出るほど夫婦仲は冷めてしまう。危機を乗り越えられるのか――。 東京都多摩市の会社員女性(32)は3歳と1歳の子どもを寝かせた後、「残念な夫。」を見る。1話目、家事を「手伝う」と声をかけた夫に、カチンときた妻のせりふに共感した。 「なんで『手伝う』ってわざわざ聞くの? 妻の仕事だって思ってるから聞くんだよね? かわいくしてほしいんだったら、そういう余裕ちょうだい」 休日は家事をこなす夫(38)… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きを