乗客乗員15人が死亡した長野県軽井沢町のバス事故で、事故現場のおよそ250メートル手前に設置された監視カメラに、事故を起こしたとみられるバスがセンターラインを越えて大きく蛇行しながら走行している様子が映っていたことが分かりました。専門家は、大型バスの運転に不慣れで、蛇行運転を制御できなくなっていた可能性があると指摘しています。 関係者によりますと、この2か所のカメラに、事故を起こす直前とみられるバスの様子が映っていたことが分かりました。 それによりますと、およそ1キロ手前のカメラの映像では、バスは特にスピードを上げることなく、運転に異常は見られないということです。 ところが、およそ250メートル手前の映像では、バスは1キロ手前よりはかなり速度を上げて、下り坂のカーブをセンターラインを越えて大きく蛇行しながら走行しているということです。このとき、バスの車体は左右に小刻みに揺れ、車体後方のブレ