Windowsアプリケーション(やコンソール・アプリケーション)自体の設定に関する情報(以降、アプリケーション設定)は、.NETでは通常、アプリケーション構成ファイル(「<プログラム名>.exe.config」という名前のXMLファイル)で管理する。この仕組みを利用して、プログラムで扱う設定情報をハード・コーディングせずに外部データで管理しておけば、プログラムをビルドした後からでも(その外部データであるXMLファイルを書き換えるだけで)容易にプログラムの挙動を変更できる。 このプログラム自体の(固定的な)設定情報を外部データ化する手法は、1つのプログラムの挙動を利用環境や利用ケースに合わせて変化させたいときなどで役立つ。例えばあるプログラムにデモ版と製品版の2つのエディションがあり、それぞれのエディションごとにWindowsフォーム上のタイトル文字列を切り替えたいような場合、(プログラム自