阿部残留!30日にも正式契約…浦和 日本代表のMF阿部勇樹(28)が浦和残留で基本合意したことが29日、分かった。 関係者によると、1月31日で浦和との3年契約が満了となる阿部は契約更新のオファーを受けながらも、欧州移籍の可能性を模索していた。フランス1部など欧州の複数のクラブなどから獲得の打診を受けたことで、日本代表の合宿中も熟考を重ねていた。だが、6月に人生初となる南アW杯を控える大事なシーズンということもあり浦和残留を決断した模様だ。 浦和のフィンケ監督がイビチャ・オシム前日本代表監督に残留説得の相談をするなど、今季タイトル奪還を狙う浦和にとっては最重要な人材だった。 阿部は30日にも推定年俸1億円の単年契約で正式契約を結び直す予定。“浪人危機”を逃れた鉄壁ボランチは2月2日のベネズエラ戦に出場登録可能となり、レッズサポーターのみならず、岡田監督にも朗報となった。