世界最大のスーパーマーケットチェーン、ウォルマートが、ECで購入した商品の受け取りをより手軽にする試みにチャレンジしている。 全米に5000以上ある店舗や駐車場の活用はもちろん、物流拠点に隣接する場所にドライブスルー感覚で商品の受け取りができる専用スペースを設けたりして、無駄な待ち時間なく、EC購入品(生鮮品を含む)を受け取れるサービスにも積極的だ。また、ECで注文した商品を店頭で受け取る場合、宅配受取時にかかる送料はこれまでも無料だったが、2017年4月からは商品の価格を割り引くサービスも開始した。 新たな配送方法の開発にも着手している。配車サービス大手の「ウーバー」、「リフト」の2社と提携して、食品・日用品の宅配サービスの実証実験をスタートさせたほか、この6月には店舗の従業員が帰宅途中に商品を配達する実験も始めた。 さかのぼって17年1月からは、年会費無料でオンライン購入品を2日以内に